車の運転に必要な視力は、運転免許証の種類によって違ってきます。
大型や二種免許は視力検査が厳しくなります。
今回は、車を運転するときに必要な視力をお伝えします。
自動車運転免許に必要な視力まとめ
片目で0.3以上、両目で0.7以上
- 普通第一種免許
- 準中型第一種免許(5トン限定中型)
- 中型第一種免許(8トン限定中型)
- 大型特殊免許
- 二輪免許
- 普通仮免許
片目で0.5以上、両目で0.8以上、深視力として三桿(さんかん)法の奥行知覚検査器により3回検査した平均誤差が2センチ以内
- 大型第一種免許
- 中型第一種免許(限定なし)
- 準中型第一種免許(限定なし)
- けん引免許
- 第二種免許
- 中型仮免許
- 準中型仮免許
両眼で0.5以上
- 原付免許
- 小型特殊免許
運転免許の更新で視力が満たない場合はどうなる?
自動車運転免許の更新の際、視力検査を行いますが、免許証の条件に満たない場合、当然ですが更新することができません。
- 視力検査後、数分間、休憩を挟んで視力の回復を待って、もう一度再検査をする
- 後日、メガネやコンタクトを新調し再検査を行う
ことになります。
後日視力を再検査の場合、書類は一度持ち帰りとなります。
更新手数料は払っているので、後日、再検査の際に使用することができます。
視力を悪化させる3つの生活習慣
視力が悪化する理由は、眼精疲労です。
暗いところでのスマホ操作
目はカメラのレンズのような働きをしており、周りの筋肉の収縮でピントを合わせています。
暗いところでは、ピントを合わせにくいため、筋肉をより動かすため疲労が蓄積します。
また、スマホのディスプレイは明るいため、明るさと暗さを同時に目に浴びることで、さらに疲労します。
メガネの頻繁な付け外し
意外と多いのが、頻繁なメガネの付け外しです。
運転中のみ付ける、一定の基準のときだけメガネを付ける行為は視力を悪くする可能性があります。
原因は、ピントがずれることによる眼精疲労です。
常にメガネを付けていれば、ピントがずれないので疲労も少ないのですが、付け外しを行うことでピントがずれるため、目に疲れが蓄積します。
できる事なら、メガネは常時使用のほうが目に悪影響を与えなくて済みます。
ディスプレイの長時間凝視
ゲームやパソコンによる、目の長時間使用による眼精疲労です。
長時間、同じ距離で同じものを見続ける場合、とても目は疲れています。
ディスプレイを見続ける場合でも、間に休憩を挟んで、行ったほうが目の疲労軽減になります。
さいごに
自動車運転免許の視力は、免許証の種類によって変わってきます。
目は運転にとても大切なものです。
眼精疲労の軽減を図りましょう。