車のタイヤサイズの見方が分からない。
タイヤの表面には、名前、サイズ、製造年月日、軽点、履き方、荷重、最高速度などすべて記載されています。
正しく覚え、快適な乗り心地を味わいましょう。
タイヤサイズの見方は?
タイヤサイズは、
175/65R15 84H
です。
175がタイヤサイズ
175mm、つまりタイヤの幅は17.5cmということになります。
メーカーによって、若干のバラツキがありますが、ほぼほぼ同じです。
65が扁平率
扁平率は、タイヤの厚みを表しています。
65は65%という意味です。
タイヤサイズが175mmなのでサイズの65%、つまり、175×0.65=113.75mmとなります。
扁平率の低いタイヤ、45や40、35などの表記の場合、タイヤの厚みが少ないため、一般的にはスポーツカーに履きます。
コーナーリング性に優れ、高速走行に向いています。
ただし、一般的なタイヤに比べて高額です。
15がホイールのサイズ
15はホイールサイズを表しています。
15インチのホイールに対応しているタイヤとなります。
84が1本当たりの負荷能力(ロードインデックス)
ロードインデックスと呼ばれ、タイヤ1本当たりの負荷能力を表示しています。
84の場合、1本当たり500kgが最高負荷能力になります。
タイヤ負荷能力全体の表はこのようになっています。
Hがタイヤの最高速度
タイヤが耐えられる最高速度を表しています。
Hは、210km/hです。
スポーツカーになると、V(240km)、W(270km)、Y(300km)などのタイヤになります。
タイヤの名前
ブリヂストン、REGNO GR-XⅡ(レグノ ジーアールクロスツー)が名称になります。
タイヤにも内側外側がある
タイヤにも内側と外側に履く種類があります。
あらかじめ回転する方向が決まっている方向性パターンが入っているタイヤもあります。
タイヤにも製造年月日がある
刻印されている4桁の数字が製造年月日です。
0619
とあります。
つまり、2019年の6週目(2月ごろ)に製造されたタイヤとなります。
タイヤの黄色いマークは何?
新品のタイヤには、必ず黄色い丸いマークが付けられています。
軽点と呼ばれ、タイヤの一番軽い部分に付けられます。
よって、タイヤの空気を入れるバルブに合わせると、タイヤバランスが保てるようになります。
バランスが保てます。
さいごに
タイヤはゴム製品のため、寿命があります。
走行の仕方にもよりますが、おおむね3年から5年です。
正しく覚え、安全なドライブを楽しみましょう。