車内

煽り運転の心理3つと簡単に対処できるたった1つの方法

2018年3月27日

安全運転

煽り運転をする人の心理状態は決まっています。

煽り運転は追突事故にもなりかねませんし、煽られた方も気分が良いものではありません。

煽り運転をしてしまうには理由があります。

今回は、煽り運転をしてしまう心理と、万が一、煽り運転に巻き込まれてしまった場合の簡単にできる対処法をお伝えします。

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単純に急いでいる

急いでいる

まず、1番多いのがこのパターンです。

仕事なのか、プライベートなのか知りませんが自分の時間配分の無さを棚に上げ、前の車の速度が遅いと煽ってくるパターンです。

完全に自己中心的な考えの人になります。

基本的に道路は公道なのでみんなのものです。

空いている時間帯もあれば、渋滞している時もあります。

平日と土日では車の流れは違いますし、日中と夜間でも違います。

天候やイベントにも車の台数は左右されます。

特に一般道は、各管制センターの信号機に車の流れを制御されているため、早く移動することは難しいです。

時間に追われている場合、煽り運転が行われる可能性が高いと言えます。

さらに、パッシングをしてくる状態であれば、さらに時間に追われている人となります。

車で移動できる距離の目安

乗用車の移動できる時間と距離の目安として、

  • 一般道で1時間当たり40km
  • 高速道路で1時間当たり80km

を目安にするとおおよその移動時間を算出することができます。

例えば、一般道で60kmの距離を移動する場合、約1時間30分かかる計算になります。

高速走行は、長距離であるほど休憩が必要になってきます。

時速100km程度で運転していても、途中にトイレ休憩を入れたりすると、結果として平均移動速度は80kmになります。

連続しての高速走行は眠気も入りやすく危険です。

車間距離が短い

車間距離

元々、ドライバーの運転の癖で前車との車間距離を余り取らず、短い場合があります。

煽り運転をしているという自覚がない場合があります。

車間距離が近いという自覚がない方は、煽り運転をしているという自覚もないのでパッシングをしてくることもありません。

ただし、常に前の車に張り付いて運転してくるため、時間に関係なく急いでいる人と言えます。

あなたが信号待ちしていて、後ろに車間距離を短く取るドライバーがいた場合、信号機が赤から青に変わったらすぐに発進しないと、後ろからクラクションを鳴らされる可能性もあります。

格好つけたい

格好つけたい

若気の至りです。

スポーツカーや改造した高級車に乗って気持ちが大きくなっている場合があります。

格好つけたい、周りから注目されたいと思っています。

車内に友人や異性が乗っていれば、さらに煽り運転が激しくなる可能性があります。

若い人は運転経験も少なく運転技術も未熟な場合が多いです。

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追突事故に巻き込まれないように関わらないことが大切です。

煽り運転の車を簡単に対処するたった1つの方法

走っている車

煽り運転を後ろからされた方は、何もしていないのに煽られるわけですから、とても気分が良いものではありません。

あなたの気分を阻害しないように回避する方法は、片側1車線や狭路走行の場合、

  • ウインカーを左に上げて少し車を左によせて道を譲る

片側2車線以上で走行している場合は、

  • 今、走行している車線より左側の車線に移動する

のこれだけです。

後ろの煽り運転をする方は、時間に追われた可哀相な方なので、菩薩の心で道を譲ることが1番のトラブルを回避する方法です。

煽り運転の方は何より時間が欲しいので、さっさと道を譲って先に行かせてあげましょう。

関わらないことが1番です。

煽られた方にも問題がある場合がある

中央線のある片側1車線の道路や、中央線の無い狭路の走行では標識に従い制限速度で走るのがルールです。

ですが、片側に2車線以上ある道路で追い越し車線があるにも関わらず、法定速度で追い越し車線を走り続けるのは明確な道交法違反です。

車両通行帯 第20条

車両は、車両通行帯の設けられた道路においては、道路の左側端から数えて1番目の車両通行帯を通行しなければならない。

出典:警察庁 道路交通法

と定められています。

自動車学校や教習所で必ず習うのですが、忘れてしまった方のために伝えますと、通常、片側2車線以上の道路を運転する場合、1番左を走行することが基本です。

右側の車線は、追い越しの為の車線なので、追い越しをせず法定速度であっても走り続けることは違反となります。

違反名は『通行帯違反』となり点数は1点、反則金は普通車で6000円となります。

当然、煽り運転をする方が悪いのですが、走行していた通行帯によっては煽られた方の運転方法にも問題がある可能性があります。

常に法定速度を守っていれば安全運転というわけではありません。

道路交通法のルールを守って初めて安全と言えます。

思いやりのある運転と道路の流れに乗る運転が安全運転と言えます。

煽り運転をされたらうまく回避すること

煽り運転をする行為は、自己中心的な考えで行っている場合が多いです。

関わっても良いことは何一つないと心得て、見通しの良い直線や停車できるくらいの広いスペースなど安全なところがあれば道を譲って先に行かせることが大切です。

因縁や追突事故の被害に合うと、嫌な気分になりますし、経済的にも損になります。

あなたが嫌いで煽り運転をしているわけではなく、自己中心的な考えで行っている場合がほとんどです。

煽り運転からは逃げるが勝ちです。

自動車運転免許証を持っているあなたは、道路交通法を守れる方です。

ルールを守れない方は、そもそも免許証を持っていませんし、違反者はいずれ取消になります。

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