タイヤ

夏タイヤのおすすめな選び方はコレ!購入時の優先基準5つ

2018年4月3日

分からない女性

車を買って夏タイヤ(ラジアルタイヤ)を新しく購入する、もしくはそろそろ買い替えの時期に来ている。

だけど、どのタイヤを選んでいいかわからない。

夏タイヤも数多く、いろいろな種類があります。

メーカーも国内のものから海外のものまで様々です。

知識がなければ、どれを選んでいいかわからなくなるのは当然です。

安ければ何でもいいのか?

というわけにもいきません。

安易に安さだけで選ぶのは実は危険なのです。

車にとって、タイヤは命です。

車で地面に接地しているのタイヤだけ。

たった4ヶ所のハガキ4枚分程度の接地面で車の速度をコントロールしています。

進むも止まるもタイヤ次第ですよね。

タイヤの何を優先して買うのか、優先する性能の数々をまとめてみました。

購入する時の参考にしていただければと思います。

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優先する夏タイヤのおすすめの選び方

排水性を優先する

水たまり

夏タイヤで最重要項目は排水性ではないでしょうか?

冬タイヤの性能は雪道でのグリップ力、夏タイヤの性能は雨天時の排水性と言われます。

冬のスタッドレスタイヤであれば、雪をしっかり噛む高性能のタイヤを選ぶ。

タイヤの性能が分かりやすくて選びやすいですよね。

ですが、夏タイヤは乾燥したドライ路面の時は性能がいまいち良く分からない場合があります。

全種類、同じような感じがします。

差をつけるには雨天時の時の制動、つまり、排水性の高いものが夏タイヤの高性能なタイヤと言えます。

雨の日は、視界も悪く非常に運転しにくいですし、スピードを出せばスリップも考えられます。

悪条件のもとで性能を発揮するほど良いものはありません。

事故防止や安全面を考えると、排水性が高いタイヤを選ぶのが良いでしょう。

静粛性を優先する

静粛な森

排水性も大事ではありますが、運転している時の静粛性をより大切にしたい。

乗り心地を良くするのは大切です。

走行中の騒音はロードノイズといいます。

運転中「ガーー」とロードノイズが入ると、どうも乗り心地が悪くなります。

車内で音楽を聴いていても、騒音が入れば台無しです。

静粛性を優先したタイヤは総称で『プレミアムコンフォートタイヤ』と呼ばれています。

住んでいる地域にもよりますが、雪があまり降らない土地柄の場合、夏タイヤは冬タイヤより車に装着する期間が長いものです。

静かなタイヤの装着は車の運転のストレスにもなりません。

快適なドライブを楽しみたい方にはおすすめのタイヤです。

低燃費性を優先する

節約を考えている女性

経済的なタイヤを選ぶならやはり低燃費性でしょう。

低燃費タイヤとは、よく転がるタイヤのことです。

転がる抵抗、つまり地面との摩擦の抵抗を極力抑えているタイヤの事です。

車の性能によって燃費は違います。

カタログに載っている燃費が車の性能です。

それに、低燃費タイヤを装着することで燃費性をさらに高める。

燃費が出せれば、ガソリンを多く消費しなくて済みます。

少ないガソリンで、長距離移動できれば、お金もかかりませんし節約になります。

財布に優しいタイヤを選ぶなら、低燃費タイヤと言えます。

グリップ力を優先する

狼

グリップ力とは、地面を噛む力の事です。

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コーナーリングや悪条件での運転、スピードを求めて走りたい。

そんな時は、スポーツ走行用のグリップ力の強いタイヤを選びましょう。

当然、排水性にも優れています。

このタイヤは、主にスポーツカーに良く選ばれているタイヤです。

とことん、走ることへの追求を楽しみたい人はこのタイヤでしょう。

タイヤの表面の地面に接するトレッドパターンも独特です。

タイヤには、方向性パターンというものがあり、始めから回転する方向が決まっているタイヤがあります。

全部のタイヤが、どっちに転がっても良いというわけではありません。

グリップ力を強める為に独特な性能が備わっています。

スポーツ走行重視のため、ロードノイズが他のタイヤに比べて大きめという弱点があります。

安価でいくならベーシックタイヤを選ぶ

特に優先する事がない、こだわりがない方は、ベーシックなタイヤです。

普通にいう『並』のタイヤです。

排水性も、静粛性も、燃費も、グリップ力も特に重要視していなければこのタイヤでしょう。

普通が一番、という感じでしょうか。

ベーシックなタイヤは、タイヤの価格自体も非常に安価で財布に優しいです。

夏タイヤのサイズを知ろう

自分の車の夏タイヤのサイズが分からない場合、タイヤの側面を見ると記載されています。

タイヤサイズ

上記の写真は、実際のタイヤに表記されているものです。

175/65R15 84 S となっています。

最初の「175」はタイヤの幅を表しています。

地面に接する部分です。

つまり175mmで17.5cmと言う事になります。

次の「65」は扁平率を表しています。

これはタイヤの横の厚みです。

扁平率の数字が小さければ、厚みがなくなるのでスポーツカーの様なホイールが大きくてタイヤが薄い感じのタイヤになります。

そして、扁平率が低いタイヤは値段が高額な傾向があります。

175mmの65%なので、計算すると113.75mm、つまりタイヤの厚みが11.375cmを表しています。

「R」はラジアル構造を表しています。

「15」はタイヤホイールの大きさを表し、この場合は15インチのホイールに付けることができるタイヤとなります。

新しいタイヤの購入は、表記してあるタイヤサイズをきちんと確認してから買うようにしましょう。

ここまで分かれば、自分の車のタイヤサイズを知る事ができます。

参考までにですが、

「84」は、ロードインデックスと呼び、タイヤ一本で支える事ができる最大負荷能力を示しています。

ちなみに「84」は、1本で500kgまで耐えられます。

「S」は、速度記号のことで、そのタイヤが耐えられる最高速度を表しています。

「S」は180kmまでがタイヤが耐えられるスピードになっています。

タイヤが耐えられるスピードを超えて、車を運転しないようにしましょう。

重要なのは、175/65R15の部分です

まとめ

自分の中で、どの性能を優先するかで夏タイヤの選び方は変わってきます。

タイヤは、性能の良いものを選びましょう。

事故が起きてからでは手遅れになります。

  • 排水性重視
  • 静粛性重視
  • 低燃費重視
  • グリップ力重視
  • 価格重視

好みに合ったタイヤを選びましょう。

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